深夜の喫茶店

いやいやいや、なかなかにミステリに合った場所ですな。
ちょうど読んでた本が最後のツメにきてて、じっくりと読みきっちゃいたかったので、
バイト帰りに深夜営業してる喫茶店に行ってきました。

３５０円のチープなコーヒーを飲みながらも、
「ああ、浦上さんとかこういう感じで淡路警部と相談してたんかなぁ」
とか思うと、味に文句も出てきません。
むしろ、サーバーで温めておいたような、酸化しちゃった酸味すらも、情緒のように錯覚してしまいます。

そんなワケで、例の浜名湖殺人事件。予想以上に面白かったです。
うん、２時間刑事モノみたいなの連想してトラベルミステリは倦厭してたけども、ちゃんとした作家が書いたものは、やっぱりちゃんと面白いみたいです。
喰わず嫌いイクナイね。
森博嗣の積んである文庫を二冊やっつけたら、今度は鮎川哲也の「偽りの墳墓」を探して読んでみようかな。
これも舞台が浜名湖周辺の鉄道アリバイ崩し系らしいです。
鮎川哲也は何かで読んだ記憶がある。なんだっけ。
思い出せないけど、つまらなくはなかったな。

読みたいミステリが多いって良いことだよ。うん。